『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』を読んでみた

読んだ本

サービス業のペンションやるならと、読んでみたかった本が図書館で借りれたので読んでみました。

300ページ弱ありますが、著者が話しているかのような書き方になっているので、サクサク読むことができました。

Amazonのサンプルでは、「はじめに」「こう考えれば、店は繁盛する!(1章の1つ目)」「楽コーポレーションで育った経営者が見た宇野隆史(おとうさん)という人」が読めるので、試してみてくださいな。

先日行ってきた、群馬県たんばらにある子どもが楽しいペンション「It’s Tea-time!」が、同じような考え方の「子ども中心」のサービスでした。

『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』の目次

  • はじめに
  • 1 儲からない店なんて、絶対にない ―店作りの基本のキ
  • 2 人通りのない場所にこそ店を作れ ―立地選びの極意
  • 3 料理ができなくても、人気メニューはできる ―メニュー作りの極意
  • 4 お客さんを喜ばせるのは簡単だ ―接客の極意
  • 5 「売ろう!」と思えば、モノはじゃんじゃん売れる ―「売る」ことの極意
  • 楽コーポレーションで育った経営者が見た宇野隆史という人
  • 新たな道場の始まり ―文庫化に寄せて

『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』の気になったところ

P. 18 100円のトマトが300円に

勝手なイメージで、飲食店は専用の仕入先があって、近くのスーパーやお店で買ったものは出さないと思っていたのですが、お酒を飲むようになって小さな居酒屋に行くと、食材がなくなっちゃったりすると、すぐそばのコンビニなどで買った商品を使って、少し手を入れた料理になって提供されるのを見るようになりました。

それでも普通に、楽しんでお酒を飲んでいたんですよね。

まさにスーパーで1個100円のトマトが、冷やしてスライスされて出てきたら300円でも喜んでいました(笑)

でもそれが商売ですよね。

P. 22 客席から見えるライブ感

ラーメン屋の例えですが、普段は隠されている部分が見れるのってなんか嬉しい感じがありますよね。

昔からずっとあるお寿司屋さんのカウンターにあるネタケースは、見慣れてしまった感があるけど、水族館や動物園のバックグラウンドツアーのように、まだ慣れていない感じでライブ感を出せるとたしかに楽しい。

熟成肉の高級レストランでも、ガラスの保冷庫で見えるようになっていますよね。(行ったことないけど。。)

P. 45 イメージ力

「独立したら、こんな店を持つんだ」という明確なイメージを思い描ける力

ちょうど、新しいイメージを学んできたところですね。

きっかけは結婚前に行った伊豆のペンション「月宿 楽(らっく)」で興味を持って、しあわせのパン聖樹のパン萌木の村で強化されて、先日行った群馬県たんばらにある子どもが楽しいペンション「It’s Tea-time!」などなど、だんだんイメージが明確になってきています!

P. 47 思うのと思わないのでは200%違う

著者のお義母さんの言葉が元ですが、大事ですよね。

鉄腕アトムやドラえもんなどから実現したように、「人間が想像できることは、必ず実現できる」っていうやつですね。

改めて調べてみたら、19世紀のSF作家ジュール・ヴェルヌの言葉として広く知られる名言だそうです。

人間が想像できることは、人間が必ず実現できる
Tout ce qu’un homme est capable d’imaginer, d’autres hommes seront capables

P. 50 弱点があってこそ、力は伸びる

「ピンチをチャンスに!」「クレームはありがたい!」っていうのですね。

そういえば、英語の「claim(クレーム)」は、日本語では「苦情」や「文句」のイメージがかなり強いんですが、和製英語には注意が必要ですね。

claimは語源的に「大声で叫ぶ」というのが元の意味。そこから「~と主張する、言い張る」「(所有権などの権利)を主張する」という意味で使われる。

引用元【5分で英語力アップ】「クレーム」は和製英語、では「claim」はどういう意味? |ダイヤモンド・オンライン

P. 58 商売を楽しむ

不況のときにはさ、息子が店を継いでくれないと嘆く飲食店経営者の話をよく聞く。それはさ、店をやってきた親父が本当に商売を楽しんでなかったからだとオレは思うわけ。たとえ商売が儲かっていなくても、「商売がおもしろい!」って様子を子供に見せていれば、「継がない」なんて言わないはずだ。

これはほとんどの人が実感があるんじゃないかと。

親が自営業じゃなく会社員だったとしても、通用すると思いますよね。

P. 69 街で一番楽しい店

この部分も群馬のペンションで実感しました。

スキー場の真横で、子どものスキー・スノボーレンタルが無料なところもあるのですが、オーナー曰く「小学校低学年が楽しめる仕掛け」をたくさんすることで、兄弟姉妹も長く楽しめるし、子どもが行きたがるから親も喜んでリピートする仕組みを作っているそうな。

それにコメントの返信を必ずやっていて、かなり遊んでる感じが出ていて、まさに楽しんでいるんだな〜というのが伝わる感じでした。好き嫌いはあるかもですが。

P. 101 人の心をつかむ方法

原価数百円で、リピート客を作ることができれば、下手な広告をたくさん打つよりも断然効果がありますよね。

心理学でいう「返報性の法則(返報性の原理)」っていうのに当たると思うのですが、それが分かっていたとしても嬉しくなっちゃって、もし何かで迷ったときには思い出して、こちらを選択することになりますね。

P. 127 料理ができなくても、人気メニューはできる

どんなところからでも、メニューのネタが拾えることは分かったと思う。とは言っても、そのままそっくりマネるだけじゃダメ。重要なのは、どんな料理でも自分なりの工夫を加えなきゃ魅力的な商品にはならないってこと。レシピでもネーミングでも提供の仕方でも、ちょっとしたことでいいから、最終的に「自分の店だからこうする」と言える料理に仕上げなきゃ、売れる商品にはならないんだ。

「巨人の肩に乗る(巨人の肩の上に立つ)」っていう感じですね!

P. 131 例えば母親なら・・・

この感覚も大事で、わかりやすいですね。

P. 141 値引きよりも付加価値

昔何かで見かけたのですが、大阪の八百屋のおじちゃん・おばちゃんは「値引きじゃなく、おまけする」っていう話があったんですよね。

「値引き」は商品があればいつまででもできちゃうけど、「おまけ」は「おまけ」するものがなくなってしまったらできないっていう違いがある。

それに、お客さんはタダでもらえたっていうお得感も生まれるし、お店にとっては都合の良いものが処分できることにもなるっていう。

同じものでも付加価値が必要で、それがサプライズ的なものだとさらに良さそうですね。

P. 230 カウンターに「いけす」

義理兄が居酒屋を経営しているのですが、、、この本がネタ元なのかな?!それともその本人だったりして(笑)

P. 239 「売る」ってこと

  • ①メニューを企画して、
  • ②仕入れをして、
  • ③作って、
  • ④それをPRして、
  • ⑤実際に販売して、
  • ⑥お客さんに「どうですか?」ってアフターフォローをする。

これをペンションに読み替えて、やっていかなきゃですよね。

⑥なんですが、どこのペンションに泊まっても、宿泊後にサンクスメールやアンケートなどが来たことがないので、やったら改善点も見つかるし、うまく使えばいい関係にできる感じがしているんですよね。

『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』読んだ感想

奥がペンションの他に、カフェにも興味を持っているので、この本のタイトルに惹かれて読んでみたのですが、大きな企業にするわけではないペンション経営には、有用で必要な情報を得ることができたと思います。

また全体的に、運営・営業している側も楽しんで行えなければいいお店にはならないし、お客さんも楽しくないっていうのがよくわかりましたね。

僕はサービスの提供側になるよりも、サービスを提供されるお客さんの経験のほうが遥かに多いのですが、自分が何度もリピートしているお店を考えると納得です。

直近で行ったペンションは、オーナーが不動産投資で成功していて、趣味でやっているペンションだったこともあって、まさにそれを体現していたのが印象的でした。

自分たちでやるペンションも、自分たちが楽しみながら、お客さんにも楽しんでもらえるものを目指したいです♫

この記事の本『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』

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