ざっくり年間農家所得が計算できる「経営シミュレーション」を使ってみた

農業

農業ってどのぐらい儲かるのかな?!と思っていたら、「施設 / 露地」「品目/ 作型」「面積」を選択したら、農作物の販売収入から経費を差し引いた「農家所得」や、年間と月別の「労働時間」などをシミュレーションできる「経営シミュレーション」があることを、日本農業新聞の記事で知りました。

このシミュレーターは、兵庫県のひょうご就農支援センターのホームページ内にあり、無料で利用することができます。

将来、就農を考えているなら参考になりそうです!

ただ、兵庫県内での経営試算になるので、住む場所によって結果は変わるので注意が必要です。

ひょうご就農支援センター「経営シミュレーション」の使い方

「経営シミュレーション」は、パソコンのブラウザの場合は、トップページの右側にメニューがあるので、クリックすると無料で利用できます。

ひょうご就農支援センターのホームページ

経営シミュレーション」を開いたら、以下4つの項目を選択します。

ひょうご就農支援センターの「経営シミュレーション」

  • 労働人数(99人まで入力可能)
  • 施設 / 露地
  • 品目 / 作型(1つ上の「施設 / 露地」によって、表示内容が変わります)
  • 面積(10a〜100a まで10単位で選択可能)

「施設」を選択した場合に表示される「品目 / 作型」。

「露地」を選択した場合に表示される「品目 / 作型」。

「露地」の場合は、品目で「果実」は選択できないようです。

4項目を選択したら【計算する】をポチっとします。

すると、【計算する】ボタンの下に、「経営シミュレーション 計算結果」と「1人当たり 1ヶ月の労働時間」が表示されます。

露地で「ハクサイ 12月獲り 10a」にしてみたら、8,000kgも収穫できるそうです!

でも販売価格は「kg単価」が60円なので、販売金額は48万円なんですね。

「経営シミュレーション」を色々やってみる

他にも色々見ることができるので、「品目」を変えてみました。

「露地 ブロッコリー年内獲り 10a」だと、販売金額は約17万円。

シミュレーションは「複数の場合はこちらをクリック」を選択すると、5つまで入力できるのでいろいろ追加してみました。

「ブロッコリー・ピーマン・ハクサイ・タマネギ・ダイコン」の5つを入力してみたら、販売金額の合計が約430万円に!

ただ、直接経費を除いて限界利益を見てみると200万円ちょっとに。。。

面積が小さいからこうなるので、単価が高そうな「施設」で選択できる「イチゴ・メロン」を選択してみました。

さすが高級果実です!

一気に限界利益が「700万円弱」になりました!!

ただ、1ヶ月の労働時間が厳しいみたいですね。

ざっくり年間農家所得が計算できる「経営シミュレーション」を使ってみた のまとめ

就農した時の収入がざっくりイメージできる「経営シミュレーション」を利用してみたら、本当にざっくり情報を得ることができました。

とはいえ、まったく農業知識がないので「10a(アール)」の面積がぱっとイメージできないし、各品目ごとの作業が分からないので、ほんとざっくりになってしまうものの、気兼ねなく比較することができるのは便利ですね。

「経営シミュレーション」も楽しいのですが、ひょうご就農支援センターのサイトは、トップページを見ただけでも情報の宝庫になっていそうなので、色々見てみよう!!

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