「ポテチパン」で有名な横須賀にある「中井パン店」に行きました！

横須賀市にある海辺つり公園に遊びに行ったのですが、近くになにか面白いものないかなぁ〜と探したら、政治家の小泉進次郎さんが少年時代にはよく通っていたという「中井パン店」が近くにありました。

「中井パン店」は、パンにポテトチップスとキャベツを混ぜた具が入っていて有名な「ポテチパン」を売っているお店です。

ポテトチップスが入っているパンって食べてことがなかったので、恐る恐る食べてみたら、、、美味いかった！！

念の為、2つ買っておいたのですが1人1つで5つでも良かったかも！

お店の外観と商品

国道16号線沿いにお店があり、歩道の上まで黄色い看板があるので、とっても目立つのですぐに見つかります。

店内は昔ながらのパン屋さん、というか和菓子屋さん的な感じでした。

店内の調理場に続く壁には、

角食パンや量り売りの情報が貼られていました。

商品の陳列棚は、なんか懐かしい感じですね♫

16時頃に行ったので、ほとんど商品が無かったのですが、この日の天気が雨時々曇りだったので残っててくれてよかった。

ポテチパン

ポテチパンは、1個172円（税込み）です。

パンを開いてみると、青のりが混ざったポテチにキャベツとにんじんが入っていて、ソースはマヨネーズ、塩、胡椒。パンにはカラシとマヨネーズとバターを塗ってあるそうです。

この写真は家に持って帰ってから撮影しちゃったので、ポテチがぐにゃぐにゃになってしまったのですが、帰る途中に車内で食べたポテチパンが、ポテチのパリパリ食感が残っていてかなりうまかった！

この記事を書きながら、「ポテチパン」をよくよく調べてみたら、売り物にならないポテチをどうにかできないか？という経緯で生まれたそうです。

中井パン店の方から、ポテチパンが生まれた経緯を伺うことができた。

店主：「もう50年以上前、私が18、9の頃の話。そこのスタンドの裏にね、菓子問屋さんがあったんですよ。そこから、売り物にならないポテトチップのかけらをなんとかできないかっていう相談が父親にあって。問屋が一斗缶で割れたポテチを持ってきてね、親父がとりあえずキャベツとマヨネーズで和えてみようかと。それが始まり。
その問屋が他のパン屋も回っていたかもしれないけれど、うちが（問屋から）一番近くだから、ポテチパンを出したのは初めてだろうね。それでパン屋の組合でこういうのが売れているよっていう話をして、横須賀で広がったんじゃないかな」

ポテチパンが生まれたきっかけは、お菓子問屋からの要望だったのだ。この店がポテチパンを最初に売り出したとは断言できないが、最初期の一店であることは間違いないだろう。

・・・＜略＞・・・

「ポテトチップスはのり塩を使っていたんだけど、カルビーさんで終売になっちゃって。だからうす塩に青海苔を足してます。それに生のキャベツと茹でたニンジン、ソースはマヨネーズ、塩、胡椒。パンにはカラシとマヨネーズとバターを塗ってね。昔は焼きそばパンみたいな長いパンだったかな。今でもたまに生地がなくなるとそれで作るけどね」

業務用サイズののり塩がなくなったので、うす塩にたっぷりの青海苔を足したことでこの味になったのか。普通にのり塩のポテチを使っても、ここまで青海苔の風味は強くないだろう。

引用元：横須賀の個性的すぎるローカル名物「ポテチパン」を食べ歩いたら、その奥深さに驚いた　｜みんなのごはん　Powered by ぐるなび

今はポテチのうす塩に青のりを足してあったんですね！

角食パン（8枚切り）

だいたい初めてのパン屋さんでは、食パンも買ってみるのですが今回は角食パン。1斤で291円です。

陳列棚の右側に1本のまま売っているのですが、注文するとその場で切ってくれます。

購入したパンは紙に包んでくれるのですが、普通の食パンよりも小さめです。

食べてみてびっくりだったのですが、角がかなり尖っていて硬いのでカリカリしていました。

帰りの車で運転中に食べていたのですが、美味しくてみんなで食べてしまったので、家に帰って来たら2枚しか残っていませんでした。

ちなみに8枚切りなのですが、結構厚めに切ってあります。

他のパン

「ポテチパン」以外にも、商品があるものは全部購入してみました。

三ッ編パン

三ッ編パン（151.2円）は、編み込まれたパンを真ん中で切ってあり、

砂糖とナッツとチョコスプレーがかかっていました。

結構砂糖が使われているように見えますが、食べるとちょっと甘さが物足りない感じでした。

コロッケパン

コロッケパン（194.4円）は、集めのコロッケとキャベツが入っていました。

コロッケだけで、半分ぐらいの大きさがあって、お芋が美味しいです。

ラスク

角食パンのラスクは10枚162円、イギリス食パンは8枚162円でした。

今回は角食パンのラスクを買ってみました。

シュガーラスクだったので砂糖が付いているのですが、まんべんなく砂糖が付いているわけではなく、ところどころに塊になっていました。

砂糖がいっぱいで甘いところと、甘くないところがあってこれはこれで好きです！

中井パン店

中井パン店は1953年（昭和28年）創業の老舗のパン屋さんで、お店は国道16号線沿いにあり、最寄り駅は京急本線「県立大学駅」になります。駅からは徒歩で約7分の距離にあります。

営業時間は朝7時から夜7時までですが、売り切れ次第終了だそうです。

また「8月1日～8月31日は「長期夏休み」のため休業」するようです。

お店の場所

まとめ

初めて食べた「ポテチパン」でしたが美味かった！

「ポテチパン」が生まれた理由が、売り物にならないポテトチップスをどうにかするために作られていたのですが、最近で言うSDGsではないのですが大事な考え方ですよね。

店内がおしゃれなパン屋さんがいっぱい増えてきているのですが、長く続いているお店ってそうじゃない所も多いですね。（他の飲食店も一緒ですけど。。）

おしゃれな店舗もいいのですが、その前に「いいもの」「美味しいもの」があることが重要ですね！