『地域でいちばんピカピカなホテル』を読んでみた

ペンション

前回読んだ『星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則』を、奥に図書館で借りてきてもらった際に、同じ本棚のすぐそばに並んでいた本が『地域でいちばんピカピカなホテル』で、奥が気になったようで一緒に借りてきてくれました。

四国にある明治10年創業の老舗旅館「川六」を、5代目社長がビジネスホテルに転換して事業を再生した話です。

図書館で3冊同時に借りてきていたのですが、この本はインハウス(in-house:社内・企業内【外部委託ではない】)で事業を再生させた方法がメインでした。

『地域でいちばんピカピカなホテル』の目次

  • 序章 廃業寸前の旅館を立て直した奇策とは?
  • 第1章 なぜ経営不振のホテルが、ピカピカと輝き出すのか
  • 第2章 「そうじ」でホテルがピカピカに変わる
  • 第3章 「あいさつ」と「でんわ」で社員がピカピカに変わる
  • 第4章 小が大に勝つ戦略

『地域でいちばんピカピカなホテル』の気になったところ

巻頭 夏休みなのに客が8人、、、からの変化

表紙裏のソデ部分に、全部が凝縮されていました。

最初の写真を見るとわかりやすいのですが、、、「天井の黒ずみ、エアコンのホコリ。」そりゃ客こないでしょっていう。。

P.17 川六の方針

「挨拶、掃除、電話」の3つを徹底改善したら、ビジネスホテルとして再生しただけじゃなく、従業員も活き活き復活したそうです。

普通のことをちゃんとやらないとだめだよ!ということが、確認できる本です。

P.67 お客様アンケート

アンケートの参考になるかなと。

アンケートを公開しているのは、「生協の白石さん」みたいな感じですね。

P.111 実行計画書達成状況報告書・環境整備点検シート

コンビニのトイレに貼ってあったりする掃除点検シート的な感じ。

『地域でいちばんピカピカなホテル』読んだ感想

図書館で3冊同時に借りたのですが、この本はインハウスから見た宿泊施設の再生〜運営という感じでした。

他の2冊は、外注のコンサルタント・ターンアラウンドマネージャー(再生のために派遣される経営者)が経理・会計から見た宿泊施設の再生〜運営の話と、経営理論をベースにブランディングもする経営者が見ている世界に誇れる宿泊施設の再生〜運営をしている星野リゾートの話だったので、それぞれを比較しながら勉強することができました。

この記事の本『地域でいちばんピカピカなホテル』

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